今年も来ました、恋の誕生日♪
恋もついに当年とって グワァッ!
恋「お・に・い・さ・ま?
そんなこと説明調に言わないで下さるかしら?」
イテテテテっ! 分かった、分かったから、ゴメンナサイ、ゴメンナサイィ〜〜
藍「ふふ、相変わらず仲がよろしくて、わたくし妬いてしまいそうですわ」
恋「もう…、藍も変なこと言わないでよ」
藍「申し訳ございませんわ。
さぁ、恋ちゃんもお兄様も準備できましたので、リビングの方へ来てくださいませ」
わ〜い、今年も藍ちゃんの手料理♪
わっ、わっ、今年もまた凄いね。さっそくいっただっキュウ……
恋「まったくこいつは… 藍、毎年ありがとうね」
藍「恋ちゃん誕生日ですもの、当然のことをしてるだけですわ。
お兄様、起きてください。早く誕生パーティーを始めましょう?」
う〜ん、恋がいぢめるよぅ
恋「まだ足りなかったかしら?」
さてっ!第…えっと○○回、恋のバースデーパーティーを開催します♪
ハッピーバースデー♪♪
恋「調子がいいんだから、…ありがと」
藍「ふふ、おめでとうございます」
恋「藍もありがとうね。
…しつこいかも知れないけど、もう一度ありがとう」
藍「どういたしましてですわ。
さあ、今日のために一年間腕を磨いてまいりましたので、
恋ちゃんもお兄様も冷めないうちに召し上がってみてください」
恋「うん、それじゃいただきます♪」
いっただっき「おあずけっ!!」 キュ〜ン…恋がいぢめるよぉ……
藍「ふふふ…」
・
・
・
恋「藍ぃ、私たちはこれからもずっと親友よぉ」
藍「もちろんですわ」
ゴメンね藍ちゃん。なんか恋、呑み過ぎてるみたい…
それにしても、膝枕なんかしてもらって羨ましいいなぁ
恋「いいでしょう。あんたになんか貸してなんかやら無いんだから…」
藍「ふふ、お兄様も謝らないでください。わたくしも嬉しいですから。
わたくしでは、腕枕をして差し上げることは出来ませんし」
藍ちゃん?!
恋「藍ぃ〜♪ ……クゥ」
寝ちゃったみたいだね。それじゃこれでお開きにしようか。
藍ちゃん、いつもありがとう。今日は恋と一緒に泊まっていくよね?
藍「そうさせてもらいますわ。
あ、お兄様、お開きにするのはちょっとだけ待ってください」
ん?
藍「恋ちゃん、わたくしからの誕生日プレゼントがあるんですけど、開けてしまいますね。
親友であり続けることへの誓いの証というわけではないですけど、
受け取ってください」
あ…指輪……
恋「指くすぐったいよぉ…」
藍「お兄様、お待たせして申し訳ありませんでした。
…どうかなさいましたか?」
あ…、なんでもないよ。じゃあ布団用意してくるね。
藍「?」
・
・
・
・
・
藍ちゃんからのプレゼントが指輪かぁ……ハァ…
「何黄昏てるのよ?」
れ、恋?!
恋「そんなに驚かなくてもいいじゃない。
それで?」
それでって?
恋「藍があんたの様子がなんか変だって言うから様子を見にきたんじゃない。
こんな遅くにでも来てやったんだから感謝しなさいよ」
どうせさっきまで眠ってたんだろうに
恋「う、うるさいわね!
あ…その箱は何?私の誕生日プレゼント?
えいっ!」
バ、バカ、返せって。
恋「なによ、いいじゃない。開けていい?いいわよね?
開けるわよ♪」
返せっ!!!
恋「……怒鳴らなくてもいいじゃない。
そっか、私にじゃないんだ。……ハイ」
ご、ごめん
……それ恋に受け取ってもらうために買ってきたんだ。
だけど…
はぁぁ……、まあいいや、恋、開けてみて。
恋「? う、うん」
がさがさ……
恋「これ…、指輪……よね?」
それ以外になんに見えるんだよ?
恋「うん、そうだよね…
でもなんで、私にくれるものを取り返そうとしたのよ?」
…今はめてる指輪、藍ちゃんからのプレゼントなんだけど覚えてる?
恋「なんとなくだけど…」
気持ちでは負けないつもり…だけど、やっぱり見比べちゃうとどうしてもなぁ…
なんかガラでもない気がしてきたし、恋に渡すタイミングもイマイチ掴めなかったし、
今回はあきらめるかなんてな…
って、おい?泣くなって
恋「バカ…、これ左の薬指にピッタリじゃない…
貰っていいわよね?返せって言っても絶対返さないんだから」
ああ…
恋「あは、二人から指輪貰って嬉しい…嬉しいに決まってるじゃない。
見かけだけで比べるなんて、本当に馬鹿げてるし、馬鹿にしてるわ」
ゴメン……ありがとう
恋「ううん、いいの。本当に嬉しいし。だ、だから……」
れ、恋…………
恋「………」
ガタッ
恋「!!」
!!
藍「遅いので様子を見に来たんですけどお邪魔虫だったみたいですわ。
お2人ともごゆっくりどうぞ。お休みなさいませ」
恋「藍…… あは、あははは……」
はははは…
恋「藍、ちょっと待ちなさいよ♪」
藍ちゃ〜ん♪
完
藍「お兄様、恋ちゃんに指輪を先にはめたのはわたくしですから、
恋ちゃんの一号はわたくしで、お兄様は二号でお願いしますね♪」
あ、藍ちゃん?
藍「あ、それから、お兄様の二号にわたくし立候補したいと思いますわ♪♪」
恋「藍ぃ〜〜」