沙希「KENZO君、おはよっ♪」
KENZO「・・・・・・。」
沙希「・・・KENZO君?」
KENZO「ん・・・ああ、沙希ちゃん・・・おはよう。」
沙希「どうしたの?何だかボ〜っとしてたけど・・・。」
KENZO「ん〜、どうも頭がフワフワして・・・。」
沙希「風邪でもひいたんじゃないの?」
みのり「虹野先輩、おはようございます!」
沙希「あ、みのりちゃん。おはよう♪」
みのり「ついでにKENZO先輩もおはようございます。」
KENZO「・・・・・・。」
みのり「KENZO先輩、軽い冗談なんですからそんな無視しなくたって・・・。(^^;;」
KENZO「あ、いたのか・・・みのりちゃん。」
ピキッ!
みのり「朝っぱらから呆けてるんじゃありませ〜ん!!(--#」
スパァ〜〜〜ン!!!
KENZO「ぐあっ!」
沙希「け、KENZO君、しっかり!大丈夫?!!」
みのり「虹野先輩、大げさですよ。それくらいでKENZO先輩がダウンするわけないじゃないですか。
ね、KENZO先輩?」
KENZO「・・・・・・。」
みのり「・・・返事がない。ただの屍のようですね。(^^;;」
沙希「って、冗談言ってる場合じゃないでしょ!KENZO君!KENZO君!!」
・
・
・
KENZO「う〜ん・・・まさかホントにダウンするとは思わなかったよ。(^^;;」
みのり「ごめんなさい。体調が悪かったなんて知らなくて・・・。」
沙希「みのりちゃんも反省してるから、許してあげてね。」
ピンポ〜ン。
沙希「あ、は〜い!じゃあ私達は下にいるから、KENZO君はゆっくり休んでね。」
みのり「・・・早く良くなってくださいね。」
バタン。
KENZO「・・・許してあげてねって言われてもなぁ。元々怒ってなんかいないんだけど・・・。(^^;;
ま、今は早く直すことを考えなくちゃな・・・。」
<<お見舞い その1:月宮あゆの場合>>
コンコン!コンコン!コンコン!
あゆ「KENZO君、入るよ〜♪」
KENZO「あゆ・・・ノックは2回で十分だろ・・・・・・って、なんでここにいる?あゆあゆあゆ。」
あゆ×3「その呼び方はイヤだよ!!」
KENZO「あの設定は、”きせきのかけら”だけのはずだが・・・。」
あゆあゆ1「それが、思ったよりも評判が良かったらしいの。」
あゆあゆ2「それで、今回も呼んでもらえることになったの・・・。」
KENZO「呼んでもらう?誰に?」
あゆ「もちろんボクだよ♪」
KENZO「しかしあの時は、あゆの”きせきのかけら”を媒介にして、2人の存在を維持していたっていう
設定だったんだが、今回はどうやって?」
あゆ「簡単だよ。同じくらいのエネルギーがあればいいんだよ。」
KENZO「きせきのかけらと同じ?!」
あゆあゆ1「うん♪」
KENZO「それって一体・・・。」
あゆあゆ2「これ・・・。」
KENZO「・・・これ?(^^;;」
あゆあゆ1「そう、これ♪」
KENZO「でも、これってどう見ても・・・。」
あゆ×3「うん、たい焼きだよ♪」
KENZO「きせきのかけら、1個100円・・・安すぎるぞ。(^^;;
ん?そういえば、あの長い呪文をあゆがよく覚えられたな。」
あゆあゆ1「この前はトラブルで呼び出されちゃったわけだから、実際の呪文は別だよ。」
KENZO「あ・・・そうか。でもどちらにしたって、よく覚えられたな。」
あゆあゆ2「簡単な呪文だから・・・。」
あゆ「なんなら、今ここで見せてあげるよ♪」
KENZO「ここで?できるのか?」
あゆ「うん!じゃあ2人とも、1度戻ってくれるかな?」
あゆあゆ×2「うん、わかった。」
シュパァー!
KENZO「おぉ〜、ホントに消えた・・・。」
あゆ「たい焼きを2個用意して・・・と。」
KENZO「・・・。(^^;;」
あゆ「じゃあ・・・行くよ?」
KENZO(ゴク・・・。)
あゆ「レッドスネークカモン!
ア〜ンド イエロースネークカモン!!」
KENZO「呪文じゃねぇだろ!!(^^;;」
<<お見舞い その2:里村茜の場合>>
コンコン。
KENZO「鍵は開いてるからどうぞ〜。」
茜「お見舞いに来ました・・・。」
KENZO「わざわざ悪いな。」
茜「いいえ・・・。それで、具合はどうですか?」
KENZO「あまり良くないな。ついさっきまで、台風が暴れていたからな・・・。」
茜「そうですか・・・。」
KENZO「素で返されても困るんだが・・・。(^^;;」
茜「・・・では、ハチミツくまさんでも作りましょうか?体が温まりますよ。」
KENZO「・・・・・・今、何て言った?(^^;;」
茜「・・・・・・・・・・・・ハチミツドリンクでも作りましょうか?と。(* ̄  ̄*)」
KENZO「そ、そうか。さっきのは空耳か。(ハチミツくまさんって聞こえたんだが・・・。(^^;;)」
茜「・・・それで、どうしますか?」
KENZO「あ、ああ・・・・・・激甘じゃないのを頼む。(^^;;」
茜「わかりました・・・。」
・・・
茜「お待たせしました、どうぞ・・・。」
KENZO「しつこいようだけど、激甘じゃないんだな?」
茜「大丈夫です。市販の物を温めただけですから・・・。」
KENZO「それならまあ・・・大丈夫か。じゃあ、ありがたくいただくよ。」
茜「はい・・・。」
KENZO「(どくっ、どくっ。)・・・・・・あ、茜?(^^;;」
茜「はい・・・。」
KENZO「これって、本当に市販されてる物なんだよな?」
茜「はい・・・。」
KENZO「商品名は何て言うんだ?」
茜「・・・どろり濃厚はちみつ味です。」
KENZO「んなやばそうなもん、飲ますなぁ〜!!(^^;;」
<<お見舞い その3:虹野沙希の場合>>
コンコン。
沙希「KENZO君、調子の方は・・・悪そうだね。(^^;;」
KENZO「部屋で暴れられたり、妙なドリンクを飲まされたりすりゃあ、良くなるはずもないだろう。(--#」
沙希「あはは・・・。(^^;; でも悪気はないんだから。みんな、KENZO君のこと心配してるんだよ?」
KENZO「それはわかってる。わかってるから怒るのをこらえてるんじゃないか。
それに・・・みのりちゃんにも余計な心配かけちゃったしな・・・。」
沙希「うん・・・そうだね。」
KENZO「ま、みのりちゃんにも元気出すように言っといてよ。」
沙希「KENZO君・・・それは病人の言う台詞じゃないよ。(^^;;」
KENZO「そうかな?」
沙希「そうだよ、ふふふっ。」
KENZO「あはははっ。」
沙希「でも・・・こんなに体調を壊すような原因って、心当たりないの?」
KENZO「そ、それは・・・。」
沙希「あるんだね?」
KENZO「・・・・・・実は、
・
・
・
というわけで・・・。」
沙希「・・・それじゃあ、体調崩して当然よ。(^^;;」
KENZO「面目ない・・・。」
沙希「それじゃあ、一日も早く直るように栄養つけなきゃ♪
おかゆを作ってきたから、たくさん食べてね。(^^)」
KENZO「ふぅ〜、ようやくまともなものにありつけるよ。」
沙希「まあ!うふふっ。」
KENZO「それじゃあ、早速いただこうかな♪」
沙希「えっと・・・あの・・・。」
KENZO「?どうかした?沙希ちゃん。」
沙希「・・・・・・あ、あ〜ん・・・して?(*^^*)」
KENZO「いっ?!!(^^;;」
・
・
・
みのり「あ、虹野先輩。KENZO先輩の様子、どうでした?」
沙希「うん、おなかが一杯になって落ち着いたみたいで、今はグッスリ寝てるわよ。
(結局、「自分で食べる!」って言って聞かなかったけど・・・。)」
みのり「そうですか・・・。」
あゆ「みのりちゃん、そんなに心配なら直接見に行ったら?」
みのり「でも・・・。」
沙希「みのりちゃんの元気な顔を見ないと、俺はいつまで経っても元気になれないぞ。」
みのり「えっ?」
沙希「って、KENZO君が言ってたよ。(^^)」
みのり「け、KENZO先輩のくせに・・・余計なお世話です!」
茜「そう言ってる割には嬉しそうですが・・・。」
みのり「そ、そんなことあるわけないじゃないですかっ!!」
あゆ「ところで・・・KENZO君はどうしてこんなに体調を壊したの?」
みのり「・・・。」
茜「・・・。」
沙希「・・・。(^^;;」
茜「沙希は何か知っているようですね・・・。」
沙希「え・・・っと。(茜ちゃん、相変わらず鋭い・・・。(^^;;)」
みのり「虹野先輩、良かったら教えてもらえませんか?」
沙希「ん〜と・・・昨日って結構雪が降ったよね?」
あゆ「そういえば、この季節にしては珍しくたくさん降ったよね♪」
沙希「そんな中で、アイスクリームを5個も食べたの。(^^;;」
茜「・・・・・・。」
沙希「しかも、雪合戦を2時間もした挙句に、もつれた拍子に噴水に落ちちゃって・・・。」
みのり「はぁ〜、KENZO先輩らしいですね・・・。(^^;;」
茜「・・・そんなに落ち着いていていいんですか?みのり。」
みのり「どういうことですか?」
茜「その時の相手は沙希じゃありません・・・。」
沙希「ドキッ!(^^;;」
あゆ「どうしてそんなことがわかるの?」
茜「沙希は、アイスクリームを5個も食べさせません・・・。」
みのり&あゆ「あ・・・。」
沙希「う・・・。(茜ちゃん、今日は鋭すぎるよ〜!(^^;;)」
・
・
・
ドン!ドン!ドン!
みのり「KENZO先輩、入りますよ!」
ガチャ。
みのり「どういうことか、ちゃんと説明してください!」
茜「甘いものを食べるのなら、どうして私を誘ってくれなかったんですか・・・。」
あゆ「ボクも一緒に雪合戦したかったよ〜!」
KENZO「ZZZ・・・。」
ALL「・・・。」
みのり「これだけ騒いでも起きないなんて・・・。」
沙希「それだけ疲れてるんだよ。この話は、KENZO君が元気になってからにしよ。ねっ?」
みのり「虹野先輩がそこまで言うのなら・・・。」
茜「仕方ないですね・・・。」
あゆ「うん・・・ボクもそれまで我慢するよ。」
沙希「ありがとう、みんな。(^^)」
KENZO「う〜ん・・・しおりぃ〜・・・もう食べられないって・・・。」
ピキッ!
みのり「やっぱり許せませ〜ん!!(--#」
・
・
・
あや「私が修学旅行に行ってる間にそんなことが・・・。」
沙希「ごめんねあやちゃん。みのりちゃん達を止められなくって。」
あや「ううん。沙希さんのせいじゃないよ。それに、みのりちゃんの気持ちもわかるし・・・。」
沙希「ちょっとやりすぎちゃうけどね。(^^;;」
あや「でも・・・お兄ちゃんが沙希さんだけを好きになれば、こんなこともないのになぁ。」
沙希「な、何言ってるのよ、もう・・・。(*^^*)」
通りすがりの女の子「直らないから浮気者って言うんですよ。」
沙希&あや「・・・・・・え?(^^;;」