ピンポ〜ン

KENZO「はいはい、どちらさまで?」

恋「ええと・・・桜塚恋(さくらづかれん)だけど・・・。」

KENZO「・・・。」

恋「・・・。」

KENZO「・・・で?」

恋「で?って、アンタ何も聞いてないの?!」

KENZO「聞くも何も、一体誰なんだよ?」

恋「今日からアンタの妹になる、桜塚恋よ!ホントに何も聞いてないわけ?」

KENZO「ああ、全く。」

恋「・・・。(^^;;」

KENZO「とにかく、玄関を開けるからちょっと待っててくれ。」

恋「早くしてよ?」

KENZO「へいへい・・・気の強い娘だなぁ。」

ガチャ

KENZO「待たせたな・・・(ジィ〜)・・・愛しい妹よ!!

抱きっ!

恋「い、いきなり何すんのよっ!!!」

バキッ!!

KENZO「ぐぉっ・・・。」

恋「気安く触ったりすると、痛い目見るわよ。(--#」

KENZO「いたたた・・・ゼロ距離射程からの真空飛び膝蹴りとは・・・なかなかやるな、恋。」

恋「って、何で平然としてるのよ?!!」

KENZO「全然平気ってわけじゃないが、回復力には結構自信があるからな。それより恋・・・」

恋「ちょっと待って。どうしてアンタに気安く”恋”なんて呼ばれなきゃならないのよ。」

KENZO「不満か?恋。」

恋「アンタ・・・わざとやってるでしょう。(--#」

KENZO「・・・悪かった。だから、助走距離をとるのはやめてくれ。(^^;;」

恋「わかればいいのよ。」

KENZO「で、どう呼べばいいんだ?」

恋「そうねぇ・・・例えば”恋ちゃん”とか・・・あぁ〜やだやだ!
  アンタにちゃん付けされるかと思うと、鳥肌が立っちゃう!」

KENZO「自分で言ったんだろ・・・。(^^;;」

恋「うっさいわねぇ!はぁ・・・仕方ないから”恋”でいいわよ。」

KENZO「それじゃあ恋、とりあえず中に入らないか?玄関で立ち話というのも何だし・・・。」

恋「それもそうね。じゃあお言葉に甘えて、お邪魔しま〜す。」

KENZO「・・・。」

恋「ん?どうかした?」

KENZO「あ、いいや何でもない。」

恋「?」

KENZO「で、今まではどうやって暮らしてたんだ、恋は。」

恋「お母さんが仕事で海外に行ったきりだから、ずっと一人暮らしだったわよ。」

KENZO「寂しくとかなかったのか?」

恋「そうね・・・もう慣れちゃったかな?」

KENZO「ふ〜ん・・・。」

あや「お兄ちゃん、ただいま♪」

KENZO「ああ、おかえり、あや。」

あや「あれ、お客さん?初めて連れてくる人だよね?」

KENZO「お客さんっていうか・・・今日から妹になった桜塚恋だ。」

あや「あ、そうなんだ。」

KENZO「驚かないんだな。」

あや「お兄ちゃんと一緒にいたら、こんなことくらいじゃ驚かなくなるよ。(^^)」

KENZO「そういうもんか?(^^;;」

あや「初めまして、冬月あやです。これからよろしくお願いします。」

恋「え?あ、こ、こちらこそよろしく。」

あや「お兄ちゃん、恋ちゃんの部屋はもう決めたの?」

KENZO「あやの部屋の隣が空いてただろ?」

あや「あ、そうだね。それじゃあ私、お掃除してくるね。」

・・・

恋「アンタ・・・妹がいたのね。」

KENZO「ん?ああ、血は繋がってないけどな。」

恋「そういえば、名字が違うわよね。」

KENZO「あやも、恋と同じように家にやってきな。それからずっと一緒に暮らしてるんだ。」

恋「ふ〜ん、面倒見がいいんだ。」

KENZO「そんなんじゃないさ。1人よりも2人の方がにぎやかでいい。ただそれだけさ。」

恋「そっか・・・そうかもね。私もさっきは慣れたなんて言ったけど、
  ”おかえり”も”ただいま”も言わない生活って、やっぱり寂しいもんね。」

KENZO「おかえり、恋。」

恋「な、何よ突然・・・。」

KENZO「お前さっき、”お邪魔します”って言っただろ。
     でも、ここがお前の家になったんだし、お前は俺達の家族になったんだからな。」

恋「馬鹿・・・格好つけすぎ。」

KENZO「・・・やっぱりそうか?(^^;;」

恋「そうよ。でも・・・ただいま。」

KENZO「ああ。(^^)」

恋「それじゃあそろそろ荷物を部屋に持っていきたいんだけど・・・。」

KENZO「ああ、恋の部屋は階段を上がって廊下の突き当たりだから。」

恋「そう、ありがと。(^^)」

バタン。

KENZO「桜塚・・・か。」

恋「朝よ!起きなさい!!」

KENZO「ZZZ・・・。」

恋「微動だにしないとは、なかなか手強いわね・・・。」

恋「ア・ナ・タ。朝よ、お・き・て♪」

KENZO「ZZZ・・・。」

恋「おかしいわねぇ。こんなキュートな声で起こしても駄目なんて・・・。
  お願い、起きてよぉ。起きてくれないと恋、泣いちゃうんだからぁ。」

あや「恋ちゃん・・・何やってるの?(^^;;」

恋「あ、あ、あ、あや?!い、いつからいたのよ!!」

あや「ん〜と・・・ア・ナ・タってところから。(^^;;」

恋「は、恥ずかしい〜!恋ちゃん大失敗〜!!」

KENZO「・・・ぷっ。」

恋「あ、アンタ、もしかして起きてたの?!」

KENZO「ああ。ア・ナ・タってところもしっかり聞いてたぞ。」

恋「キ〜、むかちゅく〜!!」

あや「まあまあ。それよりも、おはよう恋ちゃん。」

KENZO「おはよう、恋。」

恋「え?・・・お、おはよう・・・って、2人ともごまかさないでよ〜!」

KENZO&あや「あはははっ。(^^)」

KENZO「洋服ダンスぅ?」

恋「そう、今日やっと届いたの。悪いんだけど、運んでくれないかな?」

KENZO「それはまあ構わんが、俺一人じゃ到底無理だぞ?」

恋「わかってるわよ。私ももちろん手伝うわよ。でも、アンタが下だからね。」

KENZO「へいへい・・・よいしょっと!」

恋「こういうときは、男手があると助かるわよね。」

KENZO「それにしても、洋服ダンスを丸々持ってくるとは・・・嫁入りでもするつもりか?」

恋「だ、誰が誰の嫁になるっていうのよ!(*^^*)」

KENZO「顔が真っ赤だぞ、恋。」

恋「えっ、ウソ?!」

パッ。

KENZO「って、手を離すんじゃねぇ〜〜〜〜!」

ガタガタガタガタ・・・グシャ。

恋「あ・・・ご、ごめん・・・。(^^;;」

KENZO「お〜い、恋!」

恋「な〜に、呼んだ?」

KENZO「風呂場にカミソリを持ってきてくれないか〜?」

恋「自分で取りに来ればいいでしょ〜!」

KENZO「裸で歩き回ってもいいんだな〜?!」

恋「わ、わかったわよ!」

・・・

恋「はい、持ってきたわよ。」

KENZO「おお、サンキュー。」

恋「でも、なんで私なのよ。あやでも良かったんじゃないの?」

KENZO「いや、恋と一緒に風呂に入りたいなぁなんて思ったり・・・。」

恋「ば、馬鹿なこと言ってるんじゃないわよ!」

ぽいっ。

KENZO「ぽいって・・・今何を放り投げた?(^^;;」

恋「え〜と・・・電気カミソリ。(^^;;」

ポチャ。

バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!!!

KENZO「アガガガガガガッ!!!!!!」

ぷしゅ〜・・・。

恋「さ、さすがに死んじゃったかな?(^^;;」

KENZO「い、今のはちょっとシャレにならんかったぞ・・・。」

KENZO「はらへったぁ〜・・・。」

あや「ごめんね、恋ちゃんがどうしても自分が作るって言うもんだから・・・。」

KENZO「それは別にいいんだが、さすがにちょっと時間がかかりすぎてないか?」

あや「そうだね・・・恋ちゃん、大丈夫かなぁ。(^^;;」

恋「2人ともお待たせ〜!」

あや「あっ、出来たみたい。」

KENZO「やれやれ。ようやくメシにありつけるか・・・。」

・・・

あや「・・・・・・。(^^;;」

KENZO「恋・・・これって何の料理だ?」

恋「何って・・・見ての通りシチューよ。」

KENZO「見てわからないから聞いたんだが・・・。」

あや「ニンジンとジャガイモの皮が剥いてないんだけど・・・。(^^;;」

恋「え?皮って剥かなきゃ駄目だったの?」

KENZO「・・・・・・。」

恋「た、確かに見た目は良くないわよ。でも、味の方は大丈夫だから。  たぶん・・・。

あや「たぶんって・・・味見したんだよね?恋ちゃん。(^^;;」

恋「え〜と・・・失敗してたら怖いから・・・してない。(^^;;」

KENZO「・・・・・・ま、まあ、とにかく食べてみようか、なっ。」

あや「そ、そうだね。」

KENZO&あや(ぱくっ・・・。)

恋「ど、どうかな?」

KENZO「何て言うか・・・かなり独創的な味だな。(^^;;;;」

あや「そ、そうだね。(^^;;;;」

恋「それって・・・要するに不味いってことじゃないの?」

あや「そ、そんなことないよ。」

恋「・・・ちょっと、貸してごらんなさいよ!」

あや「あっ、恋ちゃん!」

恋「(ぱくっ・・・。) ま、不味い・・・。何よこれ・・・。」

KENZO「恋、お前料理の経験は?」

恋「・・・ないわよ。今日が初めてだもの・・・。」

KENZO「そっか。じゃあ・・・次は頑張れよ。」

恋「え?」

あや「今度は、私と一緒に作ろうよ、ね?」

恋「う、うん・・・。」

KENZO「それじゃあ、改めていただくとするか。」

あや「うん、いただきま〜す。」

恋「ち、ちょっと!そんな無理して食べなくてもいいってば!!」

KENZO「大丈夫だって。せっかく恋が作ってくれたんだから、勿体ないじゃないか。(^^;;」

あや「そ、そうだよ。(^^;;」

恋「2人とも無理しちゃって・・・おなか壊しても知らないからね。」

沙希「それで、その後どうなったの?」

KENZO「あやは丸3日、俺は丸1日寝込んだ。」

みのり「全然大丈夫じゃないじゃないですか。(^^;;」

沙希「本当に・・・KENZO君、よく無事だよね。(^^;;」

KENZO「普段からみのりちゃんに鍛えられてるからな。」

みのり「・・・どういう意味ですか?(^^#」

KENZO「・・・いや、何でもない。」

沙希「でも、KENZO君に新しい妹が出来たって聞いたときはどうなることかと思ったけど、
   仲良くやれてるみたいで良かったね♪」

KENZO「ん・・・ああ、そうだな。」

みのり「妙に歯切れの悪い返事ですね。」

沙希「何か問題でも?」

KENZO「ん〜、問題といえば問題なんだけど・・・まあ、それは恋と話し合ってみるから。」

沙希「そう?」

みのり「ねぇ、KENZO先輩。今からその新しい妹に会いに行ってもいいですか?」

沙希「あっ、いいねそれ♪せっかくだから、歓迎パーティーでもしようよ。(^^)」

みのり「いいですね♪じゃあ、早速家に帰って準備してきますね!」

沙希「私も、腕によりをかけて料理を作らなくっちゃ♪それじゃあまた後でね。」

・・・

KENZO「2人とも・・・本人達の意志は全く無視かい・・・。(^^;;」

KENZO「というわけで、お前の歓迎会になったわけだ。」

恋「・・・とりあえず、状況はわかったわ。」

KENZO「わかってくれたか妹よ。」

恋「妹言うなぁ!」

KENZO「妹を妹と呼んで何が悪い?妹よ。」

恋「蹴るわよ。(--#」

KENZO「すまん、冗談だ。」

恋「それに、私はまだアンタをお兄ちゃんって認めた訳じゃないんだからね!」

KENZO「ふぅ、わかったわかった。」

恋「何よぉ、その”やれやれ、しょうがないなぁ。”みたいな顔は。」

KENZO「よくわかったな。」

恋「それくらい、一目でわかるわよ!」

KENZO「そんなことよりもだ。」

恋「な、なによ。急に真面目な顔して。」

KENZO「沙希ちゃん達とは、仲良くやれそうか?」

恋「そうね・・・。虹野さんはホントに優しい人だし、
  みのりは・・・ちょっと気の強いところがあるみたいだけど、仲良くやっていけると思う。」

KENZO「そっか、それは良かった。」

恋「でも・・・アンタ男友達はいないの?」

KENZO「いるにはいるが・・・。なんだ、恋は男友達を紹介して欲しかったのか?」

恋「そんなわけないでしょうが!!(--#」

バシィッ!!

KENZO「あ、あぶねぇ〜。(^^;;」

恋「くっ、この恋ちゃんのハイキックを受け止めるとは、なかなかやるわね。」

KENZO「やるかどうかはわからんが・・・いいのか、恋。」

恋「いいのかって・・・何がよ。」

KENZO「いや・・・そんな短いスカートで、ハイキックをすればだなぁ・・・。」

恋「!ど、どこ見てんのよぉ!!」

KENZO「どこ見てんのって言われても、この体勢じゃ自然に・・・

スパァ〜ン!!!!

みのり「だったら手を離せばいいでしょう。(--#」

KENZO「っ〜、いきなり背後から来るとは、さすがに予測つかんかった・・・。」

みのり「恋も、自分から隙を作ってどうすんのよ。」

恋「う、うっさいわね!今のはちょっと油断しただけよ!」

沙希「みのりちゃん、兄妹仲良くしているところを邪魔したりしちゃダメよ。」

みのり「仲が良かったようには見えませんでしたが・・・。(^^;;」

沙希「そんなことないよ。だって、KENZO君が男友達を呼ばなかったのはどうしてだと思う?」

みのり「どうしてなんですか?」

沙希「それはね、かわいい妹の恋ちゃんに、悪い虫が付くのを防ぎたかったの。」

KENZO「なっ?!」

みのり「じゃあ、恋が男友達なんかいらないっていうのは?」

沙希「それはもちろん、お兄ちゃんであるKENZO君が大好きだから♪」

恋「わ、私がコイツのことを好きだなんて、絶対ありません!」

KENZO「お、俺だって別に、悪い虫が付かないようにとか全然考えてないからな!」

沙希「はいはい。2人とも素直じゃないんだからぁ。(^^)」

KENZO&恋

「沙希ちゃん!(*^^*)」

「虹野さん!(*^^*)」

  

そうこうしている内に歓迎会は終了し、女性陣は客間で、KENZOは一人自室で眠りについた。

  

沙希&みのり&あや「すぅ〜・・・。」

恋「・・・3人とも、ぐっすり眠ってるみたいね。」

沙希&みのり&あや「すぅ〜・・・。」

恋「今日はホントに楽しかったわ。でも・・・これ以上ここにいると、情が移っちゃうから。
  だから・・・ごめんなさい。
  ・・・さてと、アイツは2階か・・・。」

ガチャ。

KENZO「・・・・・・。」

恋「・・・アンタと過ごした数日間、結構楽しかったわよ。
  このままここにいれたら楽しいだろうなぁって思ったりもした。
  でも・・・これが私の使命だから・・・。」

ぐっ。(※KENZOの首に手をかける恋)

恋「・・・・・・。」

KENZO「・・・気持ち悪い。」

恋「び、ビックリしたぁ・・・アンタ、また寝たフリしてたわね?」

KENZO「恋が・・・いや、桜塚護(さくらづかもり)がどういう行動に出るかと思ってな。」

恋「ど、どうしてそれを?!」

KENZO「どうして恋が、暗殺集団 桜塚護の一人だってわかったかって?
     そりゃあ、名字を見ればバレバレだろう。(^^;;」

恋「大きなお世話よ!!(^^;;」

KENZO「それに、タンスを落とされたり、電気カミソリで感電させられたりしたからな。
     気づかない方がおかしいだろう。」

恋「っていうか、なんでそれで生きてるのよ。(^^;;」

KENZO「まあ・・・料理に毒を盛られた時には、さすがに死ぬかと思ったけどな。」

恋「悪かったわね。一生懸命作ったんだから・・・。」

KENZO「・・・・・・とにかくだ。」

恋「話を逸らすなぁ!」

KENZO「それじゃあ話を戻すけど、どうしてためらってるんだ?」

恋「ためらう・・・私が?」

KENZO「だってそうだろう。今だって俺の首に手をかけているものの、締まる気配は一向にないしな。」

恋「こ!これは・・・。」(※首から手を離す恋)

KENZO「恋・・・。」

ぎゅ・・・。

恋「ち、ちょっと!アンタ、ホントに殺されたいわけ?!」

KENZO「恋に人なんか殺せない。恋は・・・優しい子だから。」

恋「私はアンタを殺しに来たのよ?それなのに・・・。」

KENZO「だったらそんなこと、やめればいいんだよ。そして、これからはずっと一緒に暮らそう、な?」

恋「ずっと・・・一緒に?」

KENZO「ああ。」

恋「・・・信じていいの?」

KENZO「信じられなかったら、それこそ煮るなり焼くなり恋の好きにすればいい。」

恋「どうして・・・。」

KENZO「ん?」

恋「どうして・・・そんなにやさしくするのよ。」

KENZO「・・・決まってるだろ。恋が俺の妹だからじゃないか。」

恋「・・・苦しいよ。」

KENZO「ご、ごめん。そんなに力を入れたつもりはないんだけど・・・。(^^;;」

恋「ううん、そうじゃなくって・・・こんなに私のことを想ってくれる人っていなかったから。
  こんなにも本音でぶつかってくれる人って、お兄ちゃんが初めてだから・・・。
  だから胸が・・・苦しいのよ。」

KENZO「恋・・・。ん?今、お兄ちゃんって・・・。」

恋「うん。今度は本当に、家族として迎えて欲しいから・・・。」

KENZO「馬鹿。恋は最初から、俺のかわいい妹だよ。」

恋「ありがとう、お兄ちゃん・・・。」

ぎゅ・・・。

KENZO「あ、あの・・・恋?(^^;;」

恋「だまって。もう少しだけ、このままでいさせて・・・。」

KENZO「し、しかしだなぁ。(*^^*)」

恋「もう、何よ一体?」

KENZO「いや・・・いつまでもこの体勢だと、俺の理性がだな・・・。(^^;;」

恋「あ・・・。でも・・・それならそれで・・・私は構わない。(*^^*)」

KENZO「えっ?!」

恋「・・・。(*^^*)」

KENZO「れ、恋〜!!(*^^*)」

みのり「恋〜じゃないでしょう!!!」

スパァ〜〜〜ン!!!!!

KENZO「ぐはっ!!」

恋「2人とも、寝てたんじゃあ・・・。(^^;;」

みのり「あれだけ騒いでれば、目も覚めるわよ。もっとも、あやはまだ寝てるけどね。」

沙希「恋ちゃん、大丈夫だった?」

恋「え?う、うん・・・初めはすごく苦しくて、それこそ壊れちゃうんじゃないかと思ったけど、
  慣れてくるとそれがすごく心地良くなって・・・。(*^^*)」

みのり「なっ?!」

KENZO「痛たた・・・。みのりちゃん、いきなりハリセンはないだろ・・・。」

みのり「せ〜ん〜ぱ〜い。ついに・・・ついにやってしまったんですね。(--#」

KENZO「な、何のこと?(^^;;」

みのり「それも、よりによって相手は妹だなんて・・・。」

KENZO「あの・・・話が全然見えないんだけど・・・。(^^;;」

みのり「今日という今日は許しませんからね!覚悟なさ〜い!!」

KENZO「ヒィ〜!なんかキャラ違うし〜!(^^;;」

恋「あの・・・虹野さんは怒らないんですか?」

沙希「うん。だって恋ちゃん、わざと誤解を招くような言い方したでしょ。(^^)」

恋「・・・なんだ、ばれてたんですか。(^^ゞ」

沙希「好きなんだね、KENZO君のこと・・・。」

恋「ええ、好きよ。虹野さんに負けないくらいね。」

沙希「えっ、わ、私?!私はあの、その、えっと・・・。」

恋「お手柔らかに願いますね、先輩♪」

沙希「も〜、恋ちゃんったら。」

恋「そういえば、当の本人は・・・あっ!」

みのり「ハァ、ハァ・・・なかなかしぶといですね。でも・・・次の一撃で最後です!」

KENZO「み、みのりちゃん、冷静になって話し合おう、なっ?(^^;;」

みのり「問答無用!覚悟!!」

KENZO「ヒィ〜!」

恋「危ない!!」

バシィッ!!!!!

KENZO「・・・・・・な、何とも・・・ない?」

沙希「すごい・・・。みのりちゃんの攻撃を脚で受け止めるなんて。」

恋「ちょっとみのり、お兄ちゃんを殺す気?!」

みのり「妹に手を出すような外道は、死んだ方が世のためよ!」

恋「お兄ちゃんは私に何もしてないわよ!みのりが勝手に誤解したんでしょ!!」

みのり「恋が紛らわしいこと言ったんじゃないの!!」

恋「大体、なんでみのりがそんなにムキになるのよ?!」

みのり「そ、それは・・・。」

恋「ふ〜ん・・・そっか。みのり、アンタ・・・」

みのり「それ以上くだらないこと言うと・・・怒るわよ。」

恋「・・・私とやろうっていうの?」

みのり「・・・・・・。」

沙希「あ、あの〜2人とも落ち着いて、ねっ?(^^;;」

みのり「虹野先輩は黙っててください!だいたい私は、最初から気に入らなかったんです!
    こんな・・・キャラのかぶった娘なんて!」

恋「それはこっちの台詞よ!」

みのり「それじゃあ・・・ここで決着をつけましょうか?」

恋「・・・そうね。」

沙希「あ〜ん、もう私じゃ止められないよ〜!(ToT)」

みのり「・・・。」

恋「・・・。」

みのり「えぇ〜い!!!」

恋「とぉ〜りゃぁ〜〜!!!」

KENZO「二人とも、よせっ・・・!」

バキィッ!!!!!

沙希「あ・・・。」

KENZO「今回こんなのばっか・・・・・・。」

ばたっ。

恋「お兄ちゃん・・・だ、大丈夫?(^^;;」

みのり「今度こそ、ホントに死んだかも・・・。(^^;;」

 

こうして、KENZO君が間に割って入ったことで、2人の対決はひとまずお預けとなりました。
しかし、ツッコミ役が2人になったことで、今後はKENZO君のダメージも2倍になりそうですね。

 

沙希「それにしても・・・今回私の出番、ほとんどなかったな・・・。(T-T)」

あや「すぅ〜・・・。」

 

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