恋「あつ〜い!!」

KENZO「言わなくてもわかってる・・・。(--;;;;」

恋「も〜、どうして夏ってこんなに暑いのよ!」

KENZO「だからって、俺にあたるなよ・・・。(--;;;;」

恋「・・・よしっ、決めた!海に行きましょう、海!」

KENZO「海ねぇ・・・。(--;;;;」

恋「何よ、こんなにかわいらしい恋ちゃんと一緒に行くのが、そんなに不満なの?」

KENZO「いや、去年の古傷が・・・。」

恋「はぁ?」

KENZO「何でもない・・・。それじゃあ、沙希ちゃん達も誘って行くか。」

恋「え?」

KENZO「ん?どうかしたか、恋。」

恋「ううん、何にも。そうね、大勢の方が楽しいでしょうしね♪」

KENZO「そうだろ。じゃあ、早速連絡してくるわ。」

 

恋「・・・鈍感。」

沙希「ん〜!潮の香りが心地良いね♪」

みのり「夏といったらやっぱり海ですよね、先輩♪」

KENZO「ん・・・そうだな。」

みのり「先輩?なんか元気ないですね。」

恋「海に行くって決めてから、ずっとこうなのよ。」

沙希「KENZO君・・・もしかして、去年のことを思い出したとか?(^^;;」

みのり「あ・・・それなら確かに納得かも・・・。(^^;;」

恋「去年、何かあったの?」

KENZO「地球を一周した・・・。」

恋「はぁ?」

沙希「そ、それにしても、あやちゃんが来れなくて残念だよね!(^^;;」

恋「あや?まあ、部活があるって言ってたから仕方ないわよね。」

みのり「それよりも、お腹すきません?時間もちょうどお昼時ですし、何か食べませんか?」

恋「何か食べるって言っても、どうせ海の家くらいしか・・・って、
  なんでこんなところに都合良くファミレスがあるのよ。(^^;;」

みのり「去年まで、あんなお店ありましたっけ?」

沙希「ううん。きっと新しく出来たんだよ。それじゃあ、あのお店でお昼にするってことでいいかな?」

みのり&恋「さんせ〜い♪」

KENZO「ファミレスねぇ・・・なんか嫌な予感が・・・。」

ウェイトレス「いらっしゃいませ!Piaキャロットへようこそ♪」

沙希「4人なんですけど、席は空いてますか?」

ウェイトレス「はい、大丈夫ですよ。それではお席にご案内します♪」

・・・

恋「ねぇ、ここのウェイトレスの制服、凄くかわいいと思わない?」

みのり「でも、ちょっときわどくない〜?」

恋「何言ってるのよ。あれぐらい普通じゃない。
  みのりは自分のカラダに自信がないから、そういう事言うのよ。」

みのり「・・・言ってくれるじゃない。そういう恋はどうなのよ?(^^#」

恋「ふっふっふ、私の黄金のプロポーションを見たら、きっと驚くわよ。ねっ?(^^)」

KENZO「そこで何で俺にふる・・・。(^^;;」

沙希「ふ〜ん・・・。」

KENZO「ご、誤解だって沙希ちゃん!(^^;;;;」

沙希「わ、私は別に、何とも思ってないよ・・・。」

みのり「先輩・・・虹野先輩を悲しませると、どうなるかわかってるんでしょうねぇ。(^^#」

KENZO「だ〜か〜ら〜、誤解なんだってばぁ!恋からも何か言ってくれよぉ。(^^;;」

???「お兄さん!!」

沙希&みのり&KENZO「・・・お兄さん?」

恋「い、今のは私じゃないわよ。」

???「やっぱりお兄さんだぁ♪」

抱きっ!

KENZO「と、ともみちゃん?!どうしてこんな所に??」

ともみ「それはともみの台詞だよ。どうしてお兄さんがここにいるの?
    あっ、もしかして、ともみに会いに来てくれたのかな♪」

沙希「KENZO君、このウェイトレスさんと知り合いなの?」

KENZO「ああ。以前アルバイトをしてた時に、同じ店で働いていた娘で・・・。」

ともみ「愛沢ともみで〜す♪えっと・・・沙希さんにみのりさんですよね?」

沙希「KENZO君から聞いたの?」

ともみ「うん、そうだよ。お兄さん、いつも2人の事を話してたんだよ♪」

みのり「例えば、どんなことを話してたの?」

ともみ「えっとねぇ・・・。」

KENZO「と、ともみちゃん、その話はまた今度にしよう!(^^;;」

ともみ「ん〜・・・お兄さんがそう言うのなら、そうする♪」

KENZO「あ、ありがとう。(^^;;」

恋「・・・ちょっとアンタ、いい加減に離れなさいよ。(--#」

ともみ「ふぇ?」

恋「さっきから聞いてれば、お兄さんお兄さんって・・・いい?こいつはわ・た・し・のお兄ちゃんなんだから!」

KENZO「れ、恋、何もそんなにむきにならなくても・・・。(^^;;」

ともみ「お兄さんの・・・妹?で、でも・・・前にお兄さん、妹はいないって・・・。」

KENZO「あのときには確かにいなかったんだけど、まあ色々とあって・・・。(^^;;」

ともみ「色々?でも・・・・・・血が繋がってるわけじゃないんだよね?」

KENZO「それはまあ・・・。」

ともみ「だったら、ともみと何も変わらないじゃない。」

恋「むきぃ〜!!とにかく、後から出てきて横取りをしないでって言ってるの!!」

ともみ「横取りじゃないもん!ともみの方が先にお兄さんと仲良くしてたんだから、
    横取りしたのはそっちだもん!」

恋「アンタ・・・その年で死にたいわけ?(--#」

ともみ「お、お兄さぁ〜ん!怖いよぉ〜!!(ToT)」

KENZO「恋、落ち着けって。お前が本気を出したら、冗談抜きでともみちゃん死んじまうぞ。(^^;;」

恋「だからそのつもりだって言ってるのよ!そもそも、アンタはどっちの味方なのよ?!」

KENZO「いや、どっちって言われてもなぁ・・・。(^^;;」

ともみ「お兄さんは、ともみの味方に決まってるもん!乱暴な女の子は嫌いだって!」

恋「むきぃ〜!!いちいち頭に来る娘ねぇ!!(--#」

みのり「じゃあ、どっちが妹にふさわしいか勝負でもすれば?」

沙希「みのりちゃん、そんな火に油を注ぐようなことを・・・。(^^;;」

みのり「大丈夫ですよ。要は、平和的に解決できればいいんですよね?」

沙希「それはまあそうだけど・・・何か方法があるの?」

みのり「これです!」

バン!!

KENZO「・・・ミス・美崎海岸コンテスト?」

みのり「はい。これに2人とも出場して、どっちがより多くの声援をもらえるか競うんですよ。
    もちろん、優勝出来れば言う事ないですけどね♪」

沙希「でも、妹というのとはあまり関係ないような・・・。(^^;;」

恋「いいわよ、受けてたとうじゃないの。」

ともみ「と、ともみも出る!この人には負けないもん!」

みのり「ま、2人は納得しているからいいんじゃないですか?」

沙希「う〜ん・・・。(^^;;」

KENZO「水着コンテストは昼過ぎからだから、ともみちゃんとはその時にまた・・・。」

ともみ「うん、わかったよ。あ、あとね、お兄さん・・・。(*^^*)」

KENZO「ん?な、なに?(^^;;」

ともみ「ご注文はお決まりになりましたでしょうか?(^^;;」

ALL「・・・・・・。(^^;;」

(そして昼過ぎ・・・)

KENZO「そろそろ時間なんだけど、ともみちゃんまだかな・・・。」

恋「あんなの、ほっておけばいいのよ!」

KENZO「何怒ってるんだよ、恋。今日のお前おかしいぞ。」

恋「どうせ私は変ですよ〜だ!」

KENZO「確かに、変と恋は似ているからな・・・。」

ドガッ!!

沙希「KENZO君・・・一言余計だったね。(^^;;」

KENZO「う、うぐぅ・・・。」

みのり「でも、恋がこんなにやきもちを焼くなんて、ちょっと意外だったわね。」

恋「だ、誰がやきもちなんか!」

沙希「あやちゃんは大人しいから、恋ちゃんとは衝突がなかったんだろうけど、
   ともみちゃんは随分積極的みたいだから・・・。(^^;;」

恋「だから違うんだってばぁ!」

沙希「お兄ちゃんとしては、どっちに勝って欲しいのかな?(^^)」

KENZO「・・・人事だと思って楽しんでるだろ?(^^;;」

みのり「いいじゃないですか。去年来た時は、楽しむ間もなかったんですから。」

KENZO「そりゃあそうなんだけどさ・・・。」

ともみ「おにぃさぁ〜〜〜ん♪」

沙希「あ、来たみたいね。」

ともみ「はぁ・・・はぁ・・・。ごめんなさい、お店の方がなかなか落ち着かなくって・・・。」

みのり「受付もまだ始まっていないから大丈夫よ。でも・・・。(^^;;」

沙希「・・・。(^^;;」

KENZO「・・・。(^^;;」

恋「アンタ・・・それ持って出る気?」

ともみ「ふぇ?」

恋「ふぇ?じゃないわよ!アンタ、そのでっかいイルカを持ったまま出る気かって聞いてるの!」

ともみ「イルカじゃないもん!シャチだもん!それに、この子にはブラック君って名前があるんだからぁ!!」

恋「ブラック君?随分とまた、センスのない名前ね。名付け親の顔が見てみたいわ。」

KENZO「好きなだけ見ろ。」

恋「・・・は?(^^;;」

KENZO「センスのない兄で悪かったな。」

恋「・・・。(^^;;」

沙希「恋ちゃん・・・墓穴掘っちゃったね。(^^;;」

恋「と、ともかく、コンテストではアンタには負けないんだから!」

ともみ「ともみだって負けないもん!」

KENZO「それじゃあ、そろそろ受け付けも始まるみたいだし、俺達は客席で見てるから。」

沙希「2人とも、頑張ってね!(^^)」

恋「私の黄金のプロポーションに勝てると思ってるの?」

ともみ「む、胸があればいいってもんじゃないもん!」

みのり「・・・あの2人、大丈夫でしょうか?(^^;;」

KENZO「ま・・・なるようになるだろ。それよりも、早く行って良い席を取らないとな。」

沙希「ふふっ、妹達の晴れ姿をしっかりと見ないとね。(^^)」

KENZO「沙希ちゃ〜ん・・・。(^^;;」

沙希「ごめんごめん。じゃあ、行きましょ♪」

・・・

??「・・・あれ?恋ちゃん?」

司会「さあ、大変長らくお待たせいたしました。
   これより第33回ミス・美崎海岸コンテストを開催いたします。
   さあ、それでは演技を始めてもらいましょう!!
   ・・・と、言いたいところなんですが、今回はスポンサーからの注文がありまして、
   あなたの一番大切な人への想いを語ってもらいたいと思います!!」

恋「ち、ちょっと待ちなさいよ!それのどこがミスコンなのよ!!」

司会「そう言われましても、スポンサーがそう言うんですからそれに従っていただかないと・・・。」

ともみ「でもそれって、人前で告白するってことでしょ?」

司会「まあ、そういうことになるかもしれませんね。」

恋「なるかもしれないじゃなくて、明らかに告白じゃないの!!
  そんな恥ずかしいこと・・・出来ないわよ。(
〃〃)」

司会「そう!それなんですよ!!そういう仕草を見たいというのがスポンサーの意見でして♪」

恋「そのスポンサー・・・どっかの誰かに似てる気がするんだけど・・・。」

司会「そんなわけですので、お二人ともよろしいでしょうか?」

恋「・・・わかったわよ。ここで引き下がったら、この娘に負けることになるからね。」

ともみ「ともみは最初からOKだよ♪」

司会「では、話がまとまったところで、エントリーナンバー1 桜塚恋さんと、
   エントリーナンバー2 愛沢ともみさん、続けてどうぞ!」

・・・

恋「私・・・今までずっと一人で、それが当たり前だと思ってたから、寂しいなんて思ったことなかった。
  でも、アンタと知り合って・・・アンタと暮らすようになってからは、一人でいるのは寂しいって、
  思うようになった。ぬくもりというものを知ってしまったから、それを失うのが怖くなったの。
  今までも、私に近寄ってくる人はいたけど、本当の私に気づいてくれる人は一人もいなかった。
  お兄ちゃんだけなんだよ、本当の私を見てくれたのは。
  だから・・・・・・・・・・・・好きだよ、お兄ちゃん。(
〃〃)」

観客「俺も好きだよ〜!!ρ(⌒▽⌒)○」

・・・

ともみ「お兄さん・・・お兄さんは、ともみのことどう思ってますか?ともみはね、お兄さんのこと大好きだよ。
    ともみが友達とけんかしてしまった時、ともみのこと、ずっとなぐさめてくれたよね。
    あと、バイト中にお兄さんに甘えようとして、凄く怒られたこともあったよね。
    ともみ、一人っ子だし、親は仕事で忙しくてあまり顔を合わせないから、
    あんな風に本気でともみのことを、心配してくれる人っていなかったんだ。
    お兄さんにとって、ともみはまだまだ子供だと思うけど、
    もう少し・・・大人になるまで待っててくれますか?
    お兄さんとは、これからもっと仲良くなりたいから。(
*^^*)」

観客「いつまでも待っちゃうよ〜!!ρ(⌒▽⌒)○」

沙希「2人ともお疲れさま♪」

みのり「・・・よく人前で、あんな恥ずかしい台詞が言えるわね。」

恋「だ、だって、仕方ないじゃない!そういうルールだったんだから!」

ともみ「ともみは別に何とも思わなかったけど。お兄さんのことを好きなのが、
    そんなに恥ずかしいことなの?」

みのり「少なくとも、気持ちの面では負けてるかもね、恋。」

恋「う、うっさいわねぇ!まだ結果が出たわけじゃないでしょ!」

沙希「でも、まだコンテストは終わってないのに、途中で抜け出したりして大丈夫なの?」

ともみ「あのね、最後の32番まではまだ時間がかかるから大丈夫だって♪」

恋「私達は一番最初だったわけだしね。」

沙希「それならいっか♪じゃあ、みんなで泳ぎに行きましょうか。(^^)」

ともみ「ところで・・・お兄さんは?」

みのり「KENZO先輩なら、最後までコンテストを見てるって。」

恋「アイツったら・・・相変わらずスケベなんだから。」

沙希「ふふふっ。そうじゃないの。」

恋「え?」

沙希「KENZO君はね、2人に顔を合わせるのが照れくさいんだよ。(^^)」

みのり「まあ・・・あんな告白をされてはねぇ。」

恋&ともみ「・・・。(〃〃)」

沙希「そんなわけだから、時間まで泳いできましょ♪」

みのり「行くわよ、2人とも!」

恋「わ、わかったわよ。」

ともみ「あ〜ん、待ってぇ〜!」

司会「長らくお待たせしました!いよいよ結果発表です!!今回はスポンサーの趣味で、
   いつもとは違った趣向となりましたが、しっかり堪能できましたか?!」

観客「おぉぉ〜〜〜!!!ρ(⌒▽⌒)○」

司会「32名の中から最終的に勝ち残り、見事ミスに選ばれるのは誰なのか??
   栄えあるミスの栄冠は誰の頭上に!?さあ、それでは発表です!!」

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

KENZO「ざ〜んね・・・スパ〜ン!!!!!

みのり「みの○んたの真似なんかしてないで、静かにしててください。」

KENZO「い、今、叩く音がしなかったぞ・・・。」

みのり「マナーモードになってますから。」

沙希「・・・。(^^;;」

・・・・・・・・・・・・

司会「エントリーナンバー32・・・冬月あやさんです!!」

あや「え・・・私?」

沙希&みのり「あや(ちゃん)?!!」

恋「ちょっと、なんであやがここにいるのよ?!」

あや「え?あの・・・部活が急に休みになったから・・・それで、
   恋ちゃんの姿を見つけて追いかけてきたら、参加希望者と間違えられて・・・。」

ともみ「なになに?恋ちゃんの知り合い?」

恋「私と同じ、アイツの妹よ。」

ともみ「え?ってことは・・・。」

恋「あやが一番の妹ってことになっちゃったのよ!」

ともみ「えぇ〜!そんな〜!!」

あや「あの・・・話が見えないんだけど・・・。」

恋「それよりもあや、アンタも当然告白の台詞を言ったのよね。」

あや「え?・・・・・・う、うん。(〃〃)」

ともみ「なんて言ったの?!」

あや「・・・言わなきゃダメ?」

恋&ともみ「ダメ!!」

あや「・・・あのね、

 

 司会「それでは、冬月あやさんの告白です!」

 あや「あの・・・その前にひとつ聞きたいんですけど。」

 司会「何でしょうか?」

 あや「これって・・・なにをしてるんですか?」

 司会「何をって・・・水着コンテストじゃないですか。わかってて参加したんじゃないんですか?」

 あや「私・・・お兄ちゃんを探してて、知ってる人の姿が見えたから、
    それを追ってきたらここに着いて・・・参加者と間違えられたみたい。」

 司会「みたいって、今更そんなことを言われても困りますよ〜。
    お願いですから、このまま参加してくださいよぉ。」

 あや「・・・わかりました。」

 司会「わかってくれましたか、ありがとうございます!」

 あや「で・・・何をすれば?」

 司会「あなたの一番好きな人に、告白をしてください。」

 あや「え?!こ、告白?(〃〃)」

 司会「そうです。お願いします!」

 あや「そんな、急に言われても・・・。」

 司会「そうだ!あなたのお兄さんに対する気持ちでも構いませんよ。
    他にも、そういう方が何人かいましたし・・・。」

 あや「お兄ちゃんに対する気持ち・・・・・・・・・うん。もう何年前のことになるんでしょうか。
    家族を失い、愛する人を失い、そして・・・笑顔を失った私が、
    お兄ちゃんと一緒に住むようになったのは。
    一生懸命打ち解けようとしてくれているお兄ちゃんに対して、
    ”ほっといてくれて私はいいから・・・”と、私は関わることを拒絶しました。
    そして、更に思いつめた私は・・・・・・ある日死を決意しました。
    次に目を覚ましたとき、私は病院にいました。そこで、私は頬を思いっきり叩かれました。
    そして、お兄ちゃんに涙を流しながらこう言われたんです。
    ”大事な人を失って悲しいのはわかる。だけど、その気持ちを俺にも味あわせるつもりか?”って。
    それを聞いて、私にもまだ家族と呼べる人がいたんだと思ったんです。
    昔の家族のことは今でも忘れていません。
    でも今は、誰よりもお兄ちゃんのことを一番大切に思っています。
    お兄ちゃんがいなかったら、今頃私はここにはいないから・・・。
    お兄ちゃんがいたから、今の私があるんだから・・・。
    だからお兄ちゃん・・・これからも、ずっと一緒にいてもいいですか?
    私にとって、おにいちゃんが全てだから・・・。」

 観客「・・・・・・。」

 司会「あの〜、ひとつ聞いてもいいですか?」

 あや「え?は、はい。」

 司会「ずっとっていうのは、あなたがお嫁に行くまでってことですか?」

 あや「・・・ずっとって言ったらずっとだよ。(〃〃)」

 

・・・っていう感じだったんだけど・・・。」

恋「まさか、司会を利用するとは・・・やられたわ。」

ともみ「そんなのずるい〜!!ともみ、納得いかないもん!!」

恋「アンタだって、小道具持ってたでしょうが。」

ともみ「小道具じゃないもん!ブラック君だもん!!」

恋「名前なんてどうでもいいわよ。でも・・・これじゃあ勝負の決着がつかないわね。」

あや「あの・・・勝負って?」

ともみ「ともみと恋ちゃん、どっちがお兄さんの妹にふさわしいか勝負してたの。」

恋「私の優勝は間違いないと思っていたのに・・・。」

ともみ「ともみだって〜・・・。」

あや「・・・じゃあ、私の勝ち?」

恋「あや・・・今の私には冗談は通じないわよ。(^^#」

あや「ご、ごめんなさい・・・。」

ともみ「じゃあ、お兄さんがどっちに投票したかで決着をつけようよ!」

恋「受けてたとうじゃないの!」

・・・

司会「などといった熱いメッセージが、冬月あやさんに投票され、見事優勝を勝ち取りました!
  皆さん、冬月あやさんにもう一度盛大な拍手を!!」

パチパチパチパチ!!!

司会「最後に、無効票となってしまったんですが、面白い投票がありましたので
   ここで発表させていただきます。コホン・・・。

  恋もあやもともみちゃんも、絶対誰にもやらねぇ〜!!!!
  お兄ちゃんは俺だけなんだぁ〜〜!!!!

  以上、あるお兄ちゃんの魂の叫びでした。(一同笑)」

沙希「KENZO君・・・。(^^;;」

KENZO「いや・・・誰か一人なんて選べなくって・・・。(^^;;」

みのり「ま、ある程度予想はしてましたけどね。」

KENZO「しかし・・・無効票をわざわざ発表せんでも・・・。(^^;;」

恋「KENZO〜・・・。」

ともみ「お兄さ〜ん・・・。」

KENZO「おっ、2人とも残念・・・

恋&ともみ「KENZO(お兄さん)の浮気者〜!!」

DOGOOOOOON!!!!

KENZO「妹でも浮気になるのかぁ〜?!!(^^;;」

沙希「今・・・シャチが動いてなかった?(^^;;」

みのり「ま、まさかぁ。目の錯覚ですよ、きっと。(^^;;」

沙希「そ、そうよね。あははは・・・。(^^;;」

沙希&みのり(・・・また変なのが増えちゃったかなぁ。(^^;;)

あや「あれ、お兄ちゃんは?」

恋「アイツなら、当分戻ってこないわよ!」

ともみ「浮気者のお兄さんは嫌いだよ!」

あや「・・・じゃあ、私が

恋&ともみ「あ〜や(さん)!!」

あや「ご、ごめんなさい・・・。」

みのり「全く・・・先輩のどこがそんなにいいんでしょうね。」

沙希「ふふっ、そうだね。(^^)」

 

(一方その頃KENZOは・・・)

KENZO「・・・来年は海なんか絶対来ないからな。でもその前に・・・どうやって帰ろう。(^^;;」

(沖まで流されていましたとさ。めでたしめでたし。)

KENZO「めでたくねぇ〜!!(;_;)」 

 

 

ちょこっと座談会♪

次回の座談会は、沙希ちゃんがアルバイトをする話っス。

でもそこに、強盗さんが現れて、大変なことになるっス。

沙希ちゃんを助けるために、みのりちゃんが作戦を立てるんスけど、うまくいくといいっスねぇ〜。

次回、『強盗のつかまえ方』見てくださいっス♪てひひひひ〜。

 

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