沙希「う〜ん、気持ちいい天気♪まさに海水浴日和だね。」

みのり「晴れて良かったですね。KENZO先輩の日頃の行いを考えると、
     雨になるんじゃないか心配でしたから。」

KENZO「大きなお世話だ!」

沙希「でも急に、”海水浴に行こう”なんて言うからビックリしちゃった。」

KENZO「考えてみたら、一度も海に行ってないと思ってさ。(^^ゞ」

みのり「でも本当は、虹野先輩の水着姿が見たかったんですよね?」

KENZO「そうそう。水着姿の沙希ちゃん、やっぱかわいいよなぁ・・・はっ!」

みのり「やっぱりね・・・。」

沙希「もう、KENZO君ったら・・・。でも、かわいいって言ってくれて嬉しいな。(*^^*)」

KENZO「い、いや、その・・・まいったな。(^^ゞ」

KENZO「そ、そういえば、あとの2人は?(^^;;」

沙希「なんだか着替えに手間取っていたみたいだけど・・・あっ、来た来た!」

あや「お待たせしました。お兄ちゃんごめんね、待ったでしょう?」

KENZO「あ、大して待ってないから。全然気にしなくて・・・・・・(*^^*)」

あや「?どうしたの、お兄ちゃん。」

みのり「あや・・・胸大きい・・・。」

沙希「ホント・・・。」

あや「え?や、やだ・・・。(*^^*)」

KENZO「・・・・・・。」

みのり「KENZO先輩、よだれ、よだれ。」

KENZO「はっ、思わず見入ってしまった。(^^;;」

あや「・・・お兄ちゃんのエッチ!もう知らない!!」

KENZO「あや〜、冗談だってば!(^^;;」

あや「・・・・・・。」

KENZO「お願いだから、機嫌直してくれよ、な?」

あや「反省・・・してる?」

KENZO「してるしてる!」

あや「もうあんな事しない?」

KENZO「しないしない!」

あや「じゃあ・・・許してあげる。」

KENZO「ありがとぉ〜!あやはやっぱりいい娘だよなぁ。」

あや「もう、お兄ちゃんったら調子いいんだから。(^^)」

茜「お待たせしました・・・。」

沙希「あ、茜ちゃん。大丈夫だよ、みんなそんなに待ってないから。」

茜「そうですか・・・。」

みのり「でも、それだけ髪が長いと、本当に大変ですよね。」

茜「慣れてますから・・・。」

KENZO「これで全員揃ったな。どうする?早速泳ぐ?それとも・・・」

茜「私はおなかがすきました・・・。」

あや「そういえば、そろそろお昼だね。」

KENZO「茜、最初に言っておくけど・・・。」

茜「・・・はい。」

KENZO「この海水浴場には、たい焼きも大判焼きも、ましてワッフルなんてどこにも売ってないからな。」

茜「・・・帰ります。」

KENZO「こらぁ〜!(^^;;」

茜「・・・冗談です。」

沙希「冗談には見えなかったけど・・・。(^^;;」

みのり「かなり本気でしたね。(^^;;」

あや「じ、じゃあ、とりあえず何か食べに行くということでいいよね、お兄ちゃん。」

KENZO「そうだな・・・そうするか。じゃあ、各自売店で好きなものを買ってきて、
     再びここに戻ってくること。わかった?」

ALL「は〜い♪」

 

(そのちょっと離れた場所で・・・)

光「夏だ!海だ!太陽だぁ〜!」

琴子「光はいつも元気ねぇ・・・。」

光「だってさぁ、海水浴の日にこんなに天気がいいと嬉しくなっちゃうじゃない♪」

琴子「私は焼けすぎないかが心配だわ。」

光「琴子、海まで競走だよ!よ〜い、ドン!」

琴子「あっ、光!前!!」

ドカッ!

光「きゃっ!」

KENZO「おっと!大丈夫?」

光「ご、ごめんなさい!よそ見してて・・・。」

KENZO「・・・もしかして、光?」

光「え?・・・KENZOちゃん?!」

KENZO「まさかこんなところで会うなんて・・・久しぶりだね♪」

光「ばかぁ。寂しかったんだからぁ。」

KENZO「ご、ごめん。(^^;;」

光「ううん。覚えててくれたから、許してあげる。(^^)」

琴子「光、知ってる人?」

光「あっ、琴子。紹介するね。私の幼なじみのKENZOちゃん。」

KENZO「ど、どうも。(^^ゞ」

琴子「ふ〜ん。あなたが・・・。(ジロジロ)」

KENZO「な、何か?(^^;;」

琴子「光もずいぶん物好きね。」

光「こ、琴子!(*^^*)」

KENZO「光、どうかした?」

光「ううん。なんでもないの。で、こっちが私の親友の・・・」

琴子「水無月琴子よ。」

KENZO「よろしく、水無月さん。」

琴子「私のことはいいから、光の事を・・・」

光「こ、琴子!(*^^*)」

琴子「はいはい。」

KENZO「?」

琴子「じゃあ、私はあっちで休んでいるから、あとは若い者2人だけでごゆっくり。」

光「も〜、琴子ったら。」

KENZO「結局、水無月さんは何が言いたかったんだろう・・・。」

光「た、大したことじゃないから、全然気にしなくていいよ!(^^;;」

KENZO「・・・そう?」

光「そうそう!それよりもさぁ、覚えてる?」

KENZO「ん?」

光「KENZOちゃんとのお別れの日の事・・・。」

KENZO「ああ・・・。光、思いっきり泣いてたもんなぁ。(^^)」

光「あ〜、誰のせいだと思ってるんだよぉ。」

KENZO「あははっ、ごめんごめん。(^^)」

光「私ね、あのときからずっと、キミの事が・・・」

みのり「あれ?KENZO先輩、もう戻ってたんですか?」

光「ビクッ!」

KENZO「おっ、みのりちゃんお帰り。」

光「誰?KENZOちゃんの知り合い?」

KENZO「この娘は、秋穂みのりちゃん。俺の・・・」

光「KENZOちゃんの・・・恋人?」

KENZO&みのり

「違う!!」

「違います!!」

光「でも、ずいぶんと息がぴったりだね?」

KENZO&みのり「それは・・・」

光「ほら、また。」

みのり「私は、KENZO先輩の単なる後輩です!恋人でもなんでもありません!」

あや「みのりちゃん、大声出したりしてどうかしたの?」

みのり「あや、聞いてよ!私、KENZO先輩の恋人と思われたのよ!」

あや「お兄ちゃんの恋人に?ふふっ、それは災難だったね。」

KENZO(・・・災難なのか?(^^;;)

みのり「笑い事じゃないわよ〜!」

あや「あっ、ごめんごめん。(^^)」

光「お兄ちゃんって、KENZOちゃんの妹?」

KENZO「ん?ああ。あやっていうんだ。あや、こちらは陽ノ下光。俺の幼なじみなんだ。」

あや「はじめまして冬月あやです。(ペコッ)」

光「あ、こちらこそはじめまして。(ペコッ)でも・・・名字が違うよね?」

あや「兄妹って言っても、血は繋がってないから。」

KENZO「ちょっと訳ありでね、家で預かってるんだ。」

光「かわいい娘だよね。」

KENZO「あやのことをかわいくないという奴は、あまりいないと思うぞ。」

あや「お兄ちゃんったら・・・もう。(*^^*)」

光「訳ありって、どんな訳?」

KENZO「そ、それは・・・。」

光「ふ〜ん、言えないんだ。」

あや「・・・。」

光「人には言えないような事情があって、二人一緒に住んでるんだ、ふ〜ん。」

あや「(お兄ちゃん、この人なんかとんでもない誤解をしてる気がするんだけど・・・。)」

KENZO「(俺もそう思う。それにしても、こんなに嫉妬深い娘だったなんて・・・。)」

沙希「みんな〜、お待たせ〜!」

茜「・・・お待たせしました。」

みのり「KENZO先輩、これでますます泥沼になりそうな気がするのは私だけでしょうか・・・。」

KENZO「いや、俺もそう思う。」

あや「私も・・・。」

光「4人も女の子を連れてきてるんだ。KENZOちゃん、モテモテだね。」

KENZO&みのり&あや(やっぱり・・・。)

沙希「なに?KENZO君のお友達?(^^)」

みのり「幼なじみだそうです。」

沙希「そうなんだ。初めまして。私、虹野沙希です。(^^)」

茜「・・・里村茜です。」

光「陽ノ下光です・・・。で、どっちが本当の恋人なの?KENZOちゃん」

KENZO「いや、どっちと言われても・・・。(^^;;」

沙希「あの〜、話が見えてこないんだけど・・・。(^^;;」

茜「・・・どうやら修羅場のようです。」

みのり(さすが茜さん・・・。(^^;;)

あや「光さんを刺激するようなことは、あまり言わない方がいいと思うの。」

沙希「そ、そうね。そうしましょう。(^^;;」

光「KENZOちゃん、答えて!」

KENZO「・・・・・・両方。」

光「・・・・・・え?」

KENZO「どちらか一人なんて選べれるか!
     俺は、沙希ちゃんも茜も好きなんだぁ〜!!

あや「あ〜あ、言っちゃった。(^^;;」

光「否定して欲しかったのに・・・。どっちも恋人じゃないよって否定して欲しかったのに・・・。
   
KENZOちゃんのばかぁ〜!

KENZO「な、何だよ突然。それに、バカって言う方がバカなんだろ?!」

光「うっ・・・・・・ぐすっ。」

茜「・・・離れた方がいいです。」

沙希「ということは・・・。」

みのり「危険が迫ってるということですね。(^^;;」

KENZO「光、何も泣かなくたって・・・。」

光「ぐすっ、ぐすっ・・・。」

ピカ〜ッ!

KENZO「な、何か嫌な予感が・・・。(^^;;」

光「KENZOちゃんの・・・KENZOちゃんの、ばかぁ〜〜!!!

ダダダダダダダダッ!!!!!(※光の駆けていく音)

ズリズリズリズリ!!!!!(※KENZOの引きずられる音)

KENZO「やっぱり〜!しかも、華澄さん直伝かぁ〜!!(謎)」

 

あや「行っちゃった・・・。(^^;;」

沙希「世界一周100mダッシュ・・・。初めて見たわ。(^^;;」

みのり「光さんって能力者だったんですね・・・。」

茜「・・・おなかが空きました。」

あや「茜さん、今はそういう場合じゃ・・・。(^^;;」

沙希「そうねぇ・・・。2人とも当分帰ってこないだろうし・・・。」

みのり「先に食べちゃいましょう!」

あや「い、いいのかな・・・。(^^;;」

 

(一方その頃、琴子さんは・・・)

琴子「ふぅ〜。海といったら、やっぱり日本茶よねぇ。」

(そ、そうなんですか?(^^;;)

琴子「それにしても、光遅いわねぇ。何やってるのかしら・・・。」

 

(光さんはというと・・・)

光「うわぁ〜〜〜〜ん!!!!」

KENZO「だぁ〜〜〜〜〜!!!!」

ダダダダダダダダッ!!!!!

ズリズリズリズリ!!!!!

(まだ走ってました(^^;;)

KENZO「いつになったら止まるんだぁ〜!!!」

(え〜とですねぇ、世界一周と100m走るまでだそうです。)

KENZO「そんなに体が保つかぁ〜!!!」

(頑張ってください!o(^^)o)

 

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