KENZO「6本だ!!」

みのり「いいえ、8本です!!」

沙希「2人とも、ケンカは・・・。」

KENZO「沙希ちゃんは

黙ってて!!」

みのり「虹野先輩は

沙希「は、はい・・・。(^^;;」

みのり「こればっかりは、KENZO先輩といえども譲れませんからね!!」

KENZO「それはこっちのセリフだ!絶対に引かないからな!!」

沙希「あの〜、一体何の・・・(^^;;」

KENZO「沙希ちゃんは

黙ってて!!」

みのり「虹野先輩は

沙希「こんな時だけ息が合ってるし〜。(;_;)」

みのり「とにかくKENZO先輩の言ってることは・・・」

KENZO「・・・みのりちゃん、ちょっとストップ!!」

みのり「な、何ですか急に・・・。」

KENZO「いや、沙希ちゃんが・・・。」

みのり「虹野先輩がどうかしたんですか?」

沙希「くすん・・・。(;_;)」(※隅っこで拗ねてる沙希ちゃん。(^^;;)

みのり「い、一体どうしたんですか?!!」

KENZO「どうしたのって・・・。(^^;; さっきのやりとりで沙希ちゃん拗ねちゃったんじゃないか。」

みのり「ご、ごめんなさい、虹野先輩!!まさか、そんなに気にするなんて思わなかったから・・・。」

KENZO「沙希ちゃん、さっきはゴメン。とりあえず、泣きやんでくれないかな。
      沙希ちゃんに泣かれるとダメなんだよ。(^^ゞ」

沙希「・・・二人とも、もうケンカしない?」

KENZO&みのり「もうケンカしません!」

沙希「じゃあ、指切り・・・しよ?」

KENZO「う、うん。」

沙希「指切りげんまん ウソついたら針千本の〜ます 指切った。・・・約束、したよ?」

みのり「大丈夫ですよ。もうケンカはしませんから。でも・・・。」

沙希「でも?」

みのり「決着だけはつけないわけにはいきません!!」

沙希「全然わかってないじゃない〜!!(;_;)」

KENZO「沙希ちゃん、大丈夫だって。要するに、ケンカなしで勝負すればいいんでしょ?」

沙希「う、うん。それなら・・・。」

みのり「それなら秋らしくスポーツで勝負しましょう。
     種目は、そうですねぇ・・・ミニサッカーなんてどうですか?」

KENZO「それは構わないけど、ミニサッカーなら人数を集めないと駄目なんじゃない?」

沙希「そうねぇ・・・1チーム3人くらいでいいんじゃない?」

みのり「虹野先輩は、当然私のチームですからね!ね〜虹野先輩♪」

KENZO「しまったぁ!先を越された〜!!」

沙希「KENZO君、ゴメンね。(^^;;」

みのり「KENZO先輩は、誰を入れるんですか?」

KENZO「う〜ん・・・あやも茜も運動は苦手だから、絶対に断られるだろうし・・・。」

?「え?」

KENZO「ん?」(※何気なく目が合ってしまった2人)

KENZO「マルチ、ちょっとこっち来い。」

マルチ「はい♪何かご用ですか?(^^)」

KENZO「マルチ、サッカーってわかるか?」

マルチ「サッカーですか?沙希さんとみのりさんから色々と教えていただきましたから、大丈夫です♪」

KENZO「よし!じゃあ一緒にサッカーやるぞ!!」

みのり「えぇ〜?!!」

マルチ「は、はい!頑張ります!!」

みのり「ロボットを使うなんてずるい!ひどい!そこまでして勝ちたいんですか?!」

沙希「すごい三段活用・・・。(^^;;」

KENZO「ロボットと言っても、マルチは人並みの出力しかないから大丈夫だって。」

みのり「う〜。」

?「お取り込み中申し訳ありません。」

一同「え?」

マルチ「あっ、セリオさん〜♪」

セリオ「マルチさん、お久しぶりです。」

みのり「セリオって・・・誰ですか?」

沙希「マルチちゃんと同じメイドロボで、マルチちゃんの妹にあたるんだって。」

みのり「へぇ〜。」

KENZO「で、今日は一体どうしたんだ?セリオ。」

セリオ「マルチさんの様子を見てくるようにと、長瀬主任から言われました。それと・・・」

KENZO「それと?」

?「・・・KENZOさん。(*^^*)」

KENZO「か、楓子ちゃん?!」

セリオ「道に迷っていたので、ご案内しました。」

楓子「ホントに助かっちゃった。ありがとう、セリオさん♪」

セリオ「人のお役に立つのが私の役目ですから。」

みのり「じゃあ、一緒にサッカーやってくれない?!」

セリオ「サッカー・・・ですか?」

みのり「そう!人数があと一人足りないのよ。人の役に立つのがあなたの役目でしょ?
     お願いできないかな?」

セリオ「わかりました。」

KENZO「ち、ちょっと待て!!それこそ反則じゃないかっ!!」

みのり「だって、同じメイドロボじゃないですか。何も問題はないはずです。」

KENZO(セリオにはサテライトサービスがあるんだよ・・・)

みのり「何か言いましたか?(^^)」

KENZO「ちっくしょ〜!何でもねぇよ!!」

楓子「KENZOさん、何かあったの?話が見えないんだけど・・・。」

KENZO「ちょっともめ事があってね。その決着をミニサッカーでつけることになったんだけど・・・。」

楓子「私で良かったら、お手伝いしようか?」

KENZO「楓子ちゃん、サッカーできるの?!」

楓子「そ、そんなに上手くはないけど、人並みになら・・・。(^^;;」

みのり「じゃあ丁度いいじゃないですか。これで人数も揃うし。ね、虹野先輩?」

沙希「う、うん・・・。」

楓子「あの・・・なにか?」

沙希「ううん!何でもないの、気にしないで。(^^;;」

楓子「?」

みのり「それでは全員グラウンドへ移動してくださ〜い♪」

ピィ〜ッッ!!

みのり「行きますよ〜。はいっ、虹野先輩!」

マルチ「あっ、みのりさんが沙希さんにパスしました!」

KENZO「楓子ちゃん!沙希ちゃんを止めて!!」

楓子「う、うん!えぇ〜い!!」

沙希「セリオちゃん、お願い!!」

マルチ「え、え〜と、楓子さんが沙希さんのボールを取りに行ったものの、
     それよりも早くセリオさんにボールが渡りました!」

KENZO「セリオには本気で行かせてもらう!くらえ〜!!」

セリオ「・・・・・・どいてください。」

ドカッ!!!

KENZO「ぐぁ〜!!」

楓子「KENZOさん、吹っ飛ばされちゃった・・・。」

マルチ「な、何ですか今の?!」

楓子「たぶん・・・強引なドリブル。(^^;;」

マルチ「はわわ〜、こっちに来ますぅ!」

KENZO「マルチ!今回は解説しなくてもいいんだから、それよりもセリオを止めてくれ!!」

マルチ「が、頑張ります!!」

セリオ「行きます。」

KENZO「?!あんな無人の所でヒールリフト?」

沙希「セリオちゃん、まさか?!!」

KENZO「はっ、いかん!!マルチ、前言撤回だ!よけろ!!」

マルチ「え?で、でも・・・。」

KENZO「いいから避けるんだ!!」

マルチ「は、はい!」

セリオ「シュート。」

ギュォォォォ〜!!!!!

ガン!!

プシュ〜・・・。

 

(KENZOサイド)

楓子「す、すごい・・・。ゴールが倒れちゃった。」

マルチ「ボールもパンクしちゃいました〜!(;_;)」

KENZO「セリオめ・・・サテライトサービスで、キャ○テン翼のデータをダウンロードしたな。(^^;;」

楓子「そ、そんなこと出来ちゃうの?(^^;;」

マルチ「セリオさんは優秀ですから♪」

楓子「でもどうするの?あんなの止められないよ?」

KENZO「大丈夫。あのシュートは消耗度が激しくて、1試合に2発がいいところだから。
     しかも、2発目を打ったらほとんど動けなくなるはずだし・・・。」

楓子「じゃあ、それさえ凌ぎきればいいのね?」

KENZO「ああ、2人とも頑張ってくれ!!」

楓子「はい!!」

マルチ「はい、頑張ります!!」

 

(みのりサイド)

みのり「今のすごいシュート、何だったの?!」

セリオ「サイクロンといいます。」

沙希「まさか、実際に使えるなんて・・・。(^^;;」

みのり「このシュートさえあれば、勝ったも同然じゃないですか♪」

沙希「でも、サイクロンって異常に消耗度が激しい技なんじゃないの?」

セリオ「沙希さんの仰るとおりです。あまり多用は出来ません。」

みのり「それでも有利には違わないわけだし、このまま押し切っちゃいましょう!」

 

しかし、キャプ○ン翼を5作目までやり込んだ(笑)KENZOは、セリオへのパスをすべてカットする
作戦を敢行。お互いに点が取れずに試合は終盤へ・・・。

 

みのり「なんで?!どうして点が取れないの!!(--#」

沙希「KENZO君の作戦に、まんまとやられてるね。(^^;;」

楓子「KENZOさん、この調子なら何とかなりそうね♪」

マルチ「セリオさんを抑えるなんて、凄いです〜♪」

KENZO「ふっふっふ。セリオにさえボールを渡さなければ、あとの2人を抑えることは
     そんなに難しい事じゃないからな。」

沙希「・・・みのりちゃん、セリオちゃん、ちょっといいかな?」

セリオ「なんでしょうか。」

みのり「どうかしたんですか、虹野先輩?」

沙希「あのね・・・・・・。」

沙希「というわけなんだけど、どうかな?」

みのり「さっすが虹野先輩!それで行きましょう!!」

セリオ「わかりました。」

沙希「じゃあ早速行くよ。はい、みのりちゃん!」

みのり「KENZO先輩、覚悟してくださいよ〜。」

KENZO「ふっ、返り討ちにしてくれるわ!マルチと楓子ちゃんはセリオを・・・って、あれ?」

マルチ「セリオさんなら、自分のゴール近くまで下がっちゃいましたけど・・・。」

楓子「あれじゃあ、マークする必要はないんじゃない?(^^)」

KENZO「!!そういうことかっ!楓子ちゃん!とにかくセリオをマークして!!」

楓子「は、はい!!」

みのり「気づいたみたいですね。でも・・・もう手遅れです!!セリオ、あとは任せたわよ!!」

マルチ「あんな後ろにいるセリオさんにパスを?」

KENZO「どこだろうとサイクロンなら関係ない!!」

沙希「そういうこと♪私の作戦勝ちね、KENZO君。(^^)」

楓子「お願い、間に合って!!」

セリオ「申し訳ありませんが・・・行きます。」

KENZO「ちぃ!ダメか!!楓子ちゃん、もういいから逃げるんだっ。」

楓子「え?きゃっ!!(※不意につんのめる楓子ちゃん)」

セリオ「サイクロン。」

沙希「楓子ちゃん?!危ないっ!!」

マルチ「は、はわわ〜!」

みのり「ダメ!見てられない!!」

KENZO「か、楓子ちゃ〜〜〜ん!!!」

楓子「・・・。」

セリオ「・・・。」

マルチ「ど、どうなったんですか?!」

沙希「私は、思わず目を背けちゃったから・・・。(^^;;」

みのり「私も・・・。でも、なんでウチのゴールにボールが入ってるんですか?!」

KENZO「見ていても、たぶん信じられないと思うけど・・・。」

マルチ「KENZOさんは見ていたんですか?」

KENZO「ん・・・一応ね。」

みのり「そ、それで、一体どうしてウチがゴールを決められてるんですか?!!」

KENZO「それが・・・。」

沙希「それが?」

KENZO「楓子ちゃんが、サイクロンを打ち返したんだ・・・。」

沙希&みのり&マルチ「・・・え?(^^;;」

KENZO「正確に言うと、転びそうになった楓子ちゃんの所にサイクロンが迫ってきたわけだけど、
    たまたまダイビングヘッドの形になって、そのままカウンターシュートになったわけで・・・。(^^;;」

マルチ「それで、セリオさんまでも吹っ飛ばしてしまったんですか?(^^;;」

沙希「想像を絶する破壊力ね・・・。」

KENZO「そ、そうだ!2人の様子は?!楓子ちゃん!!セリオ!!」

セリオ「大丈夫です。ただ、オートバランサー機能に異常が発生したため、
     これ以上の試合続行は不可能です。」

沙希「楓子ちゃんは?」

楓子「・・・おでこがヒリヒリする〜。(T-T)」

一同(それだけ?!!(^^;;)

沙希「ま、まあ、2人とも大事ないみたいで良かったわ。(^^ゞ
    でも残り時間はほとんどないし、セリオちゃんも試合できないんじゃ、私達の負けみたいね。」

みのり「そ、そんなぁ〜!(;_;)」

KENZO「よっしゃぁ〜!!ρ(⌒▽⌒)○
     楓子ちゃん、キミのおかげで勝てたよ!!ホントにありがとう♪」

楓子「そ、そんな。私はただ、KENZOさんに喜んでもらいたかっただけだから・・・。(*^^*)」

マルチ「ホントに良かったですぅ〜。(^^)」

KENZO「マルチもご苦労様。あとで、たくさんなでなでしてやるからな。」

マルチ「は、はい。嬉しいですぅ。(*^^*)」

楓子「ところで・・・二人が争ってた理由って結局何だったの?」

沙希「あっ、それは私も気になってたの。教えてくれる?」

KENZO「う〜ん・・・実は今度の休みに、みんなで中央公園に行く話で・・・。」

みのり「お弁当に入れるタコさんウインナーを6本足にするか8本足にするかで・・・虹野先輩?」

KENZO「な、なんか様子が・・・。(^^;;」

沙希「そんな事で喧嘩するんじゃありません!!(--#」

KENZO&みのり「ご、ごめんなさい〜!!」

楓子「怒るのも無理ないと思う・・・。私だって怖い目にあったんだし。(^^;;」

マルチ「でも・・・タコさんの足はもともと8本ですよね?」

セリオ「マルチさんの仰るとおりです。なぜそこまで6本にこだわるのでしょうか。」

KENZO「そ、それは・・・やっぱり言わなきゃダメ?(^^;;」

一同「ダメ。」

KENZO「はぁ・・・。仕方ない。ずっと昔のことなんだけど・・・そう、小学校くらいだったかな。
     女の子に初めてお弁当を作ってもらったんだ。」

みのり「その頃から浮気者だったんですか?」

KENZO「失礼な。あの頃は、純情一途な男の子だったんだ。」

楓子「ということは、今はそうじゃないって自分でも自覚してるんだね。」

KENZO「か、楓子ちゃ〜ん。(;_;)」

楓子「ご、ごめんなさい。悪気はなかったんだけど・・・。(^^;;」

セリオ「話がどんどんそれてきていますが。」

KENZO「あ・・。(^^;; え〜と、どこまで話したっけ。」

沙希「お弁当を作ってきてもらったところよ。」

KENZO「そうそう。で、そのお弁当を食べているときに、軽い冗談のつもりだったんだ。
     照れくささを紛らわすための。」

マルチ「何か言ったんですか?」

KENZO「うん、”タコの足が6本なんておかしいよ”って。」

沙希(えっ?それって・・・。)

KENZO「その時の女の子の困ったような表情が忘れられなくて・・・。」

みのり「それで、あんなに6本にこだわったんですか・・・。」

KENZO「あれ以来、タコさんウインナーは6本足じゃないと安心できなくて・・・ごめん。(^^ゞ」

沙希「ばかっ!!」

みのり「に、虹野先輩?」

沙希「そんな昔のこと、いつまでも気にしているわけないじゃない・・・。」

KENZO「沙希ちゃん・・・。」

沙希「それに・・・ずるいよ。そんな事言ったら、これ以上怒れないじゃない。」

KENZO「ご、ごめん・・・。」

沙希「いいよ、許してあげる。じゃあ今度の休日は、たくさん6本足のタコさんを作っていくからね♪」

KENZO「ああ・・・。」

みのり「・・・どういうことだったんですか?」

セリオ「どうやらその女の子というのは、虹野さんの事だったようです。」

マルチ「え〜!そうだったんですかぁ?!」

楓子「ということは、ずっと昔からのつきあいだったんだね。」

みのり「私も全く知りませんでした・・・。」

みのり(いつも自分は浮気者だって言ってるけど、実は虹野先輩一途なんじゃ・・・。)

KENZO「というわけで楓子ちゃん!せっかく遊びに来てくれたんだし、二人でどこか行かない?」

楓子「え?で、でも・・・。」

KENZO「映画がいいかな?それともショッピング?遊園地ってのもいいかもね♪」

楓子「え、え〜と・・・。(^^;;」

みのり「結局それなんですかぁ〜!!」

スパ〜〜〜ン!!!!!

KENZO「俺が一体なにをしたぁ〜?!!」
(※KENZO、空に消える(^^;;)

沙希「はぁ・・・結局こうなるのね。(^^;;」

みのり「でも、KENZO先輩らしいといえばらしいんですけどね。」

楓子「うんうん。照れ隠しにわざとやってる風にも見えたしね♪」

沙希「でも・・・たまには綺麗に終わりたかったかな。」

(近くの木の枝で・・・)

KENZO「俺だって・・・たまには五体満足で終わりたいよ・・・。(;_;)」

 

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