【Fight6 VS里村茜】

マルチ「・・・というわけだったんです。」

KENZO「俺が気を失っている間にそんなことが・・・。」

沙希「というわけだからよろしくね、KENZO君。(^^)」

みのり「非常に不本意ですが・・・。」

KENZO「ところで・・・今まで一番大事なことを聞いてなかったんだが。」

みのり「大事なこと・・・ですか?」

KENZO「このゲーム、どうやったらクリアできるんだ?」

沙希「・・・・・・今まで、それを知らずにプレイしてたの?(^^;;」

KENZO「まあ・・・そういうことになるかな。」

沙希「呆れた・・・。まあ、KENZO君らしいといえばらしいけどね、ふふっ。」

KENZO「それで、どうしたらクリア出来るんだ?」

沙希「あのね、このゲームには、KENZO君以外にも私達のようなプレイヤーが参加してるの。
    KENZO君の場合は、そのプレイヤーを全員倒せばクリアってわけ。」

KENZO「・・・俺の場合?沙希ちゃん達とではクリア条件が違うのか?」

沙希「うん、私達は・・・

恋「わ、私達のことはどうだっていいじゃない!どっちにしろもう無理なんだし。(^^;;」

KENZO「・・・まあ、それもそうだな。」

沙希「?」

KENZO「何はともあれ、これでアタッカーが4人になって、回復に補助も揃って、
     戦力も申し分なくなったな♪」

あや「ごめんねお兄ちゃん。戦力になれなくて・・・。」

恋「あやは、大事な収入源なんだから気にしなくていいのよ。」

KENZO「そうだぞ。いくら戦力が整ったって、金がなきゃ全員飢え死にだからな。」

アリス「それよりも、アンタが一番役に立ってないんじゃないの?」

KENZO「そ、そんなことは・・・」

ALL「・・・。」

KENZO「・・・すいません。」

茜「役に立たないのなら・・・私がいただきましょうか。」

 

−里村茜があらわれたっ!−

 

沙希「茜さん?!」

KENZO「やはりお前もいたかっ、茜!」

茜「もちろんです。私が勝てば、KENZOと永遠にここで暮らせるのですから・・・。」

KENZO「・・・冗談だよな?(^^;;」

茜「・・・冗談に聞こえましたか?」

KENZO「・・・いや、全然。(^^;;」

茜「では・・・そういうことです。」

アリス「冗談じゃなければ、なおさらたちが悪いわよ!」

茜「では・・・どうしますか?」

アリス「恋、やっちゃいなさい!」

恋「・・・。」

アリス「どうしたのよ、恋?!」

恋「・・・うかつに近づいたら、やられるのはこっちの方よ。」

アリス「アンタ、なに怖じ気づいてるのよ!」

恋「茜さんのことを何も知らないくせに、いきがってるんじゃないわよ。」

みのり「確かに恋の言うとおりね。それに、ここではどんな能力を使うかわからないし。」

アリス「くっ・・・。いいわよ!じゃあ、ともみ!」

ともみ「な、何?」

アリス「アンタの召還でやっちゃいなさいっ!」

ともみ「う、うん・・・。」

 

−ブラック君があらわれたっ!−

 

茜「召還獣ですか・・・。」

ともみ「ブラック君、いっけぇ〜!!」

沙希「!駄目!ともみちゃん、ブラック君を戻して!」

ともみ「え?」

沙希「早く!」

 

−茜のカウンター!−

 

茜「・・・雨流裂殺刃。」

 

−ブラック君は帰っていった。−

−茜は空振りした・・・。−

 

茜「・・・逃げましたか。」

アリス「な・・・何よ今のは?!」

KENZO「・・・傘だな。」

沙希「・・・傘だね。(^^;;」

あや「でも、沙希さんの言う通り、ブラック君を戻して正解だったね。」

マルチ「もしも戻してなかったら・・・はうぅぅ〜。」

ともみ「と、ともみのブラック君がスプラッタに・・・。」

KENZO「ところで茜・・・。」

茜「・・・はい。」

KENZO「お前の職業って何だ?」

茜「・・・傘はり浪人の妻ですが。」

ALL「・・・。(^^;;」

沙希「念のため聞くけど、その、傘はり浪人は誰なの?」

茜「・・・もちろんKENZOです。」

ALL「・・・。(^^;;」

アリス「そんなふざけた職業で、なんでこんなに強いわけ?!」

あや「でも、この世界ではむしろふざけた職業の方が強いのかもしれないよ。」

ともみ「あ、それはいえてるかも・・・。」

ALL(じ〜〜〜・・・。)

みのり「な、なんでみんなこっちを見るんですかっ?!」

恋「・・・ともかく、あの傘は正直やっかいね。私じゃ近寄ることも出来ないし・・・。」

みのり「・・・烈火神焔も、あの勢いでは防がれるでしょうね。」

茜「では、こちらから参りましょうか・・・。」

KENZO「マルチ!」

マルチ「は、はい!」

KENZO「マルチコレダーだっ!!」

 

−マルチの攻撃!−

 

マルチ「マルチコレダー!!」

 

−しかし、茜は難なく攻撃をかわしたっ!−

 

KENZO「ちっ、やはりかわされたか。」

茜「電撃ですか・・・。」

アリス「そうか・・・しょせんは傘なんだから、電気なら通るってわけね。」

恋「KENZO、さえてるじゃない♪」

茜「確かに困りましたね・・・。」

KENZO「茜・・・ここは素直に降参してくれないか?」

茜「そうですね・・・これを受け取ってくれたら考えます。」

マルチ「え?わ、私にですか?」

茜「はい・・・。」

ともみ「爆弾・・・とかじゃないよね。(^^;;」

あや「ともみちゃん、もっと人を信じようよ。」

ともみ「う、うん。ごめんね、茜さん・・・。」

茜「いいえ・・・。」

沙希「で、何が入っていたの?」

マルチ「それが・・・目覚まし時計なんですけど。」

みのり「目覚まし時計?」

KENZO「・・・はっ?!いかん!マルチ、すぐにそれを離すんだっ!!」

 

−目覚まし時計が作動したっ!−

 

マルチ「・・・え?」

ヒュンッ!!

−マルチは時空の彼方へ飛ばされたっ!−

 

ともみ「・・・何、いまの?(^^;;」

茜「爆弾ではないですが・・・相手をこの世界から飛ばすことが出来ます。」

あや「茜さん・・・信じてたのに・・・。」

茜「・・・。」

沙希「あやちゃんは全然悪くないよ。」

KENZO「そうとも。悪いのは全部・・・

茜「KENZOですから・・・。」

KENZO「って、俺かよっ?!(^^;;」

茜「いつまでもハッキリしないからです・・・。」

みのり「あー、それは確かにそうですね。」

沙希「それじゃあ仕方がないね・・・。」

ALL「うんうん。」

KENZO「しかも全員一致かよ・・・。(^^;;」

茜「ともかく・・・これで邪魔なマルチはいなくなりましたが・・・。」

アリス「こっちの攻撃はすべてかわされるし、どうしたらいいのよ・・・。」

茜「・・・打つ手なしのようですね。では、一人ずつ退散してもらいます・・・。」

ALL(・・・ゴクッ。)

茜「まずは・・・やはり沙希、あなたから。」

沙希「わ、私?!(^^;;」

茜「はい・・・。」

KENZO「茜!こういうときは、普通アタッカーから排除していくものだぞ?!」

恋「・・・KENZOは、私からやられろというわけね?」

KENZO「そ、そんなことはないぞ、恋。(^^;;」

ともみ「お兄さん、そんなにともみのこと嫌いなの〜?!(ToT)」

KENZO「い、いや、ともみちゃんのことでもなくって・・・」

みのり「じゃあ・・・私のことですね。(^^#」

KENZO「あ・・・いや・・・。そ、そんなことよりも、今は沙希ちゃんを守らないとっ!(^^;;;;」

みのり「そ、そうでした!虹野先輩っ!!」

KENZO(ほっ。(^^;;)

あや(否定はしないんだ・・・。(^^;;)

茜「それでは・・・行きます。」

 

−茜の攻撃っ!−

 

沙希「きゃー!!」

KENZO「南無三!!」

沙希「・・・・・・あれ?」

 

−KENZOは茜を捕らえたっ!−

 

沙希「KENZO君?!」

茜「まさか、そう来るとは・・・。」

KENZO「所詮は傘だからな。柄を掴めばどうってことないさ。」

茜「・・・どこをですか?」

KENZO「いや、だから柄・・・えぇっ?!(*^^*)」

あや「お兄ちゃん、いくらとっさのこととはいっても・・・。」

KENZO「いいいいい、いや、そそそ、そんなつもりは全然なくって!!(^^;;」

茜「KENZO・・・人前では恥ずかしいです。(〃〃)」

KENZO「ああっ、ご、ごめ・・・

みのり「離しちゃ駄目ですっ!!」

ALL「・・・え?」

KENZO「俺の聞き違いか?離しちゃ駄目って聞こえたんだが・・・。(^^;;」

沙希「ううん、私にもそう聞こえたよ。(^^;;」

みのり「もちろん聞き違いじゃあありません。そのまま離さないでくださいね。すぐ済みますから♪」

アリス「みのり・・・アンタも酷いこと考えるわね。」

恋「でもまあ・・・そうするしかないわよね。」

ともみ「え?え?」

みのり「先輩、さっきのこと・・・私はすっごく傷ついたんですよ。(^^)」

KENZO「さっきって・・・ま、まさかみのりちゃん?(^^;;」

茜「さすがにこれでは避けれませんね・・・。」

KENZO「こ、このまま2人もろともってことかっ!!(^^;;」

みのり「大丈夫です。痛くしませんから♪」

KENZO「嘘だぁ〜〜!!」

みのり「2人とも・・・覚悟しなさ〜いっ!!」

・ 

沙希「ねえ、みのりちゃん・・・。」

みのり「何ですか?虹野先輩。」

沙希「もしこれで、KENZO君がリタイアしてしまった場合・・・
    全員リタイアでここから帰れなくなるってこと・・・ないよね?(^^;;」

みのり「・・・。」

沙希「・・・。」

みのり「・・・ど、どうしよ〜!手加減なしでやっちゃいました〜!!」

茜「大丈夫です、死んではいませんから・・・。」

ともみ「あ、茜さんっ?!」

恋「さっきやられたんじゃ?!」

茜「はい・・・。」

アリス「その割には、全然平気そうなんだけど・・・。」

茜「・・・そうでもないです。」

沙希「ごめんね、茜さん。みのりちゃん、手加減を知らないから。」

みのり「茜さん相手に手加減なんてしていたら、こっちがやられますよ!」

あや「み、みのりちゃん!(^^;;」

茜「わかってます。でも・・・。」

沙希「・・・でも?」

茜「・・・今日のことは忘れませんから。」

みのり「・・・。(^^;;;;」

KENZO「あの・・・それよりも回復を・・・。(^^;;」

 

次回予告 次の冒険に続く

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